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平日 9:00-13:00/14:00-21:00 土日祝 9:00-13:00/14:00-19:00

当院は予約制となっております。(美容は完全予約制です)

住所
東京都品川区上大崎2丁目15-18
目黒東豊ビル5階
TEL:03-3447-1555

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目黒の内科・皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科|ルアクリニック

肺がん

肺がんとは、肺に発生する悪性腫瘍の総称です。がん細胞が肺の組織に発生し、進行とともに肺の機能を妨げ、全身にも影響を及ぼすことがあります。

日本ではがんによる死亡原因の第1位であり、早期発見・治療が非常に重要な疾患です。

咳は、肺がんの最も一般的で、かつ見過ごされがちな初期症状の一つです。

特に喫煙者で咳が長引く場合には、単なる風邪やアレルギーと安易に判断せず、肺がんの可能性を念頭に置くことが極めて重要です。

咳は風邪や喘息、COPDなどの良性疾患でも見られるため、放置されがちですが、肺がんのサインである可能性も十分にあります。2週間以上続く慢性の咳や、咳の性質の変化には特に注意が必要です。

 

肺がんの原因

肺がんの主な原因は喫煙です。
タバコの煙には数百種類の有害物質が含まれており、これらが肺の細胞にダメージを与えることで、がん化するリスクが高まります。
喫煙歴のある方だけでなく、受動喫煙でも肺がんを発症することがあります。
その他の原因としては、大気汚染やアスベスト、ラドンなどの発がん性物質への長期暴露、遺伝的要因、慢性的な肺の炎症などが挙げられます。
特に、慢性気管支炎やCOPDなど、長期間にわたる咳を伴う肺疾患がある場合、肺がんのリスクがさらに高まることが指摘されています。

肺がんの症状

肺がんの症状は進行するまで現れにくいことがあります。
しかし、咳は最初に自覚される症状の一つであり、その重要性は非常に高いです。以下のような症状が見られた場合には、肺がんの可能性を考える必要があります。

  • 長引く咳(2週間以上続く)

    風邪薬を飲んでも改善しない、あるいは一度治まったように見えてもすぐに再発する咳は要注意です。特に、喫煙歴がある方や、長年「喫煙者特有の咳」があった方が、最近になって咳の質が変わった(例えば、乾いた咳が湿った咳になった、あるいはその逆など)と感じる場合は、速やかに医療機関を受診してください。

  • 痰に血が混じる(血痰)

    少量でも、糸状の血が混じる、あるいはピンク色や赤色の痰が出る場合は、肺からの出血が考えられ、肺がんの重要なサインの一つです。

  • 息切れや呼吸困難

    階段を上るのがつらい、少し歩くだけで息が切れるなど、以前より呼吸が苦しくなったと感じる場合。

  • 胸の痛みや不快感

    持続的な胸の痛みや、深呼吸したときの痛みなど。

  • 声がかすれる(反回神経の障害)

    声帯を動かす神経ががんに圧迫されることで生じます。

  • 体重減少や全身の倦怠感

    特に理由もなく体重が減ったり、疲れやすくなったりする場合。

肺がんによる咳は、風邪や気管支炎による咳と異なり、治療してもなかなか改善しない、あるいは悪化していく傾向があります。 また、肺門部(気管支の太い部分)にがんができると、気道が刺激されるため、早期から咳や血痰が現れやすい特徴があります。

肺がんの診断

肺がんの診断は、問診・身体診察に加えて、画像検査や細胞・組織検査を組み合わせて行います。
長引く咳が主訴で受診した際には、多くの場合、まず胸部X線検査が行われます。 その検査で肺がんが疑われた場合には、より詳細な胸部CT検査を行います。
当院ではCT検査をしておりませんが、当院からすぐ近く徒歩2分のメディカルスキャニング目黒に紹介し検査を受けていただきその日のうちに早ければ診断結果を説明することも可能です。
症状だけで診断することは難しく、咳が長引く方は検査を受けることが大切です。

  • 胸部X線検査

    肺がんのスクリーニングに用いられますが、早期の小さながんは映らないこともあります。

  • 胸部CT検査

    肺の詳細な画像を得ることができ、小さながんや隠れた病変の発見に有用です。

  • 喀痰細胞診

    痰の中にがん細胞が含まれていないか調べます。長引く咳や血痰がある場合に、診断の手がかりとなることがあります。

  • 気管支鏡検査

    肺の中を直接観察し、病変があれば組織を採取します。咳の原因となっている病変を直接確認し、確定診断を行う上で非常に重要な検査です。(大学病院・国立がん研究センターなどの専門施設へ紹介)

  • PET-CT

    がんの進行度や転移の有無を確認するのに役立ちます。(大学病院・国立がん研究センターなどの専門施設へ紹介)

肺がんの治療

大学病院・国立研究がんセンターなどの専門施設へ紹介し治療を受けていただきます。
肺がんの治療は、がんの種類(非小細胞肺がん・小細胞肺がんなど)、進行度、全身の健康状態などに応じて選択されます。

  • 手術療法

    早期の非小細胞肺がんに対しては、がんのある部位を切除する手術が行われます。(大学病院・国立がん研究センターなどの専門施設へ紹介)

  • 放射線療法

    手術が難しい方や、局所的ながんに対して行われます。放射線治療中には、副作用として咳が出ることがあります。(大学病院・国立がん研究センターなどの専門施設へ紹介)

  • 化学療法

    抗がん剤を用いてがん細胞を攻撃する治療です。(大学病院・国立がん研究センターなどの専門施設へ紹介)

  • 分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬

    特定の遺伝子変異や免疫機構を利用してがん細胞を攻撃する新しい治療法です。(大学病院・国立がん研究センターなどの専門施設へ紹介)

治療の選択肢は日々進歩しており、特に分子標的治療や免疫療法は、治療効果や副作用の面で大きな期待が寄せられています。

まとめ

肺がんは、進行するまで自覚症状が乏しいことが多いですが、特に「長引く咳」や「血痰」は、肺がんの早期発見につながる重要なサインです。

これらの症状が見られる場合は、単なる風邪と自己判断せず、早めに医療機関を受診することが極めて重要です。

当院の使命は、咳や呼吸がつらいといった初期のありふれた症状から肺がんを見落とさないようにすることです。

喫煙は最大の危険因子であり、禁煙が最大の予防法です。タバコを吸わないこと、そして定期的な検査を受けることが、肺がんの早期発見・予防につながります。「咳がなかなか治らない」「咳の質が変わった」「痰に血が混じるようになった」と感じるときは、年齢や喫煙歴に関わらず、一度レントゲンや近くのメディカルスキャニング目黒でCT検査を受けてみることを強くおすすめします。 早期発見・早期治療が、肺がんの予後を大きく左右します。

肺がん治療に携わってきた医師としての経験を活かし、早期発見に努めシームレスな治療を受けられるよう丁寧な診察をいたしますので一度当院にご相談ください。

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