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平日 9:00-13:00/14:00-21:00 土日祝 9:00-13:00/14:00-19:00

当院は予約制となっております。(美容は完全予約制です)

住所
東京都品川区上大崎2丁目15-18
目黒東豊ビル5階
TEL:03-3447-1555

診療時間
平日 9:00-13:00/14:00-21:00
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目黒の内科・皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科|ルアクリニック

糖尿病

糖尿病は、血糖値が慢性的に高くなる病気で、放置すると合併症(腎症・網膜症・神経障害)を引き起こします。また、免疫力の低下など引き起こし、感染症の重篤化など多くの弊害が生じます。

糖尿病の原因

糖尿病は、インスリン分泌の不足またはインスリン作用の低下によって、血糖値が慢性的に高くなる病気です。発症には以下のような因子が関与しています。

  • 過食・運動不足・肥満:特に内臓脂肪型肥満がインスリン抵抗性を引き起こし、血糖コントロールを悪化させます。
  • 遺伝的要因:家族歴(両親・兄弟姉妹)が糖尿病であると、発症リスクが2〜4倍に上昇します。
  • ストレス:慢性的なストレスはホルモンバランスを崩し、血糖値を上昇させる要因になります。
  • その他:妊娠、ステロイド薬の使用、膵臓疾患などによる二次性糖尿病も存在します。
  • 環境因子と遺伝要因の複合的作用が糖尿病発症において中心的であると最新の知見で改めて明記されています。

糖尿病の検査

糖尿病の診断と病態把握のために、以下の検査を行います。

  1. 血液検査
    • HbA1c(ヘモグロビンA1c):過去1〜2か月間の平均血糖値を反映する指標であり、診断とコントロール目標に必須です。
    • 空腹時血糖・随時血糖:高血糖の即時的な指標。
  2. 尿検査
    • 尿糖:高血糖が一定値を超えると尿中に糖が排泄されます。
    • 尿タンパク・尿アルブミン:早期の糖尿病性腎症を見つけるために非常に重要です。

「診断にはHbA1cと血糖値の両方を組み合わせて評価することが推奨」が最新の知見で明記されています。

糖尿病の治療方法

糖尿病の治療は、原因と重症度に応じた個別化アプローチが重要です。特に近年は「生活習慣介入+早期からの薬物療法」が標準となりつつあります。

  1. 食事療法
    • 糖質制限:最新のエビデンスでは、軽度〜中等度の糖質制限(低糖質食)が、短期的な血糖コントロールや体重減少に有効であることが示されています。 (参考:Diabetes Care, 2022)
    • カロリー管理:標準体重(BMI22)に基づき、1日あたり摂取カロリーを設定します。  目安は、「軽い労働の方:約25〜30 kcal/kg 」・「 重労働の方:約30〜35 kcal/kg」
    • バランス重視:極端な糖質制限ではなく、たんぱく質・脂質・食物繊維もバランスよく摂取することが大切です。
  2. 運動療法
    • 有酸素運動:週に150分以上の中等度有酸素運動(例:速歩、ジョギング)が推奨されています。
    • 筋力トレーニング:筋肉量を増やすことで、インスリン感受性を改善します。 週2〜3回の筋トレ導入が推奨されています(WHOガイドライン2020年改訂版)。
    • 運動療法は、心血管リスク評価後に無理のない範囲で行います。
    • 当院と連携している指定運動療法施設認定パーソナルジムをご紹介します。
    • 指定運動療法施設認定パーソナルジムとは、医療機関と連携し、医師の指示に基づいた安全で効果的な運動療法を提供できると認められた施設です。
    • 糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病や、心血管疾患予防を目的とした運動指導を、 国家資格保有者(理学療法士、健康運動指導士など)も含め経験豊かなスタッフが個別プログラムでサポートします。 医療的知見に裏付けられた運動療法を、パーソナルトレーニング形式で受けられるため、 一般的なジムとは異なり、医療的リスク管理を徹底した安心・安全な運動支援が特徴です。 ルアクリニックでは、医師の運動指示書に基づき、 提携ジムでの指定運動療法をご案内しています。 お気軽にご相談ください。
  3. 薬物療法
    • 近年、薬物療法は単なる血糖値コントロールを超え、 心血管病予防・腎保護を重視する時代に入りました。
    • メトホルミン:インスリン抵抗性を改善し、体重増加を抑える。
    • SGLT2阻害薬(例:ダパグリフロジン、エンパグリフロジン):尿中に糖を排泄することで血糖値を下げ、心血管・腎保護効果がある。 (推奨:ADA/EASD合同声明 2022年版)
    • GLP-1受容体作動薬(例:セマグルチド):血糖値を下げると同時に体重減少効果があり、心血管疾患リスク低減も期待される。
    • インスリン療法:内因性インスリン分泌が極度に低下した場合に導入。強化インスリン療法から簡易なBOT(Basal-supported Oral Therapy)まで、個別に選択します。
    • 【最新トピック】 「2型糖尿病では診断時から心血管リスクに応じた薬剤選択を行うべき」と最新の知見で明記されました。

マンジャロ(Mounjaro)|糖尿病治療とダイエットの可能性

マンジャロとは?

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、米国イーライリリー社が開発した2型糖尿病治療薬です。国内では2型糖尿病患者の血糖コントロールを目的として承認されており、医師の判断に基づき処方されます。週1回の皮下注射で使用し、GLP-1受容体とGIP受容体の両方に作用する世界初のデュアルアゴニストとして注目されています。

糖尿病治療薬としての作用と特徴
マンジャロは、食後の血糖値を抑える作用を持つGLP-1と、インスリン分泌を促し血糖を下げるGIPという2つのホルモンの働きを同時に活性化します。
これにより、以下の効果が期待できます。

  • 膵臓からのインスリン分泌促進
  • 肝臓からの糖新生抑制
  • 胃の排出速度を遅らせ、食後の血糖上昇を緩やかにする
  • 満腹感の増加による食事量の自然な減少

従来のGLP-1単独作用薬と比べ、より強い血糖コントロール効果や体重減少効果が報告されていますが、使用にあたっては低血糖や消化器症状などの副作用リスクも考慮が必要です。

マンジャロ(Mounjaro)|体重減少との関係

マンジャロの作用によって食欲が抑えられ、食事摂取量が減ることで、糖尿病治療中の方で副次的に体重減少が見られることがあります。特に過体重を伴う糖尿病患者では、この効果が血糖コントロール改善と相乗し、生活習慣病のリスク低減にもつながる可能性があります。

マンジャロ(Mounjaro)|ダイエット目的での使用について

日本国内では、糖尿病のない方へのマンジャロ使用は**承認されていない(未承認)**ため、自費診療として行われます。ダイエット目的での使用を希望される場合は、効果や安全性、副作用、費用面を含めて医師と十分に相談することが重要です。

マンジャロ(Mounjaro)|ダイエット内科でのご案内

当院では、糖尿病治療だけでなく、ダイエット目的でのGLP-1/GIP受容体作動薬の使用についてもご相談いただけます。
詳しくは、ダイエット内科のページをご覧ください。

ルアクリニックの糖尿病治療方針

血糖が少し高めと言われた」「すでに糖尿病と診断されているが、もっと専門的な治療を受けたい」そんな方も、どうぞお気軽にご相談ください。

  • 最新の国際・国内ガイドラインに沿った個別化治療
  • 食事・運動療法へのきめ細かなサポート
  • 心血管・腎臓合併症予防を見据えた総合管理

ルアクリニックの取り組み

当院では、高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症などの生活習慣病の方に向けて、以下のような取り組みを行っております。

  • 生活習慣の個別指導
  • エコー検査によるチェックと定期フォローアップ
  • 分子栄養療法(オーソモレキュラー)を活用した体質改善サポート
  • 医師の運動指示書に基づき、連携指定運動療法施設認定パーソナルジムでの指定運動療法をサポート
  • 血液検査で腎機能や糖・脂質代謝・尿酸値含め関連する重要項目もトータルに評価
  • お忙しい方にはオンライン診療も対応しています

まとめ

当クリニックでは、詳しい診察・検査を行い、適切な治療を提供いたします。糖尿病でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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