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当院は予約制となっております。(美容は完全予約制です)

住所
東京都品川区上大崎2丁目15-18
目黒東豊ビル5階

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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、慢性的に皮膚のかゆみや炎症が続く皮膚疾患です。皮膚のバリア機能の異常と免疫の過剰反応が関与しており、遺伝や環境要因も影響します。症状は良くなったり悪化したりを繰り返すことが多く、長期的な管理と適切な治療が必要です。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の発症には、皮膚のバリア機能の異常と免疫系の異常が関与しています。

  1. 皮膚のバリア機能の異常
    • 健康な皮膚は「皮脂膜」と「角質層」がバリアとなり、水分を保持し、外部刺激から守っています。
    • アトピー性皮膚炎では、このバリア機能が弱いため、アレルゲンや刺激物質が侵入しやすく、水分が蒸発しやすい状態になります。
  2. 免疫異常
    • 過剰な免疫反応により、アレルギーを引き起こしやすくなります。
    • アレルゲン(ハウスダスト・ダニ・花粉・食べ物など)に対して過敏に反応し、皮膚に炎症を起こします。
  3. 遺伝的要因
    • 両親がアトピー体質の場合、子どもも発症しやすい傾向があります。
  4. 環境要因
    • ダニ・ハウスダスト・花粉
    • ストレスや睡眠不足
    • 食生活(食品添加物・加工食品など)
    • 季節の変化(乾燥・汗・紫外線)

アトピー性皮膚炎の症状

アトピー性皮膚炎の主な症状は、かゆみ・乾燥・赤み・湿疹です。

  • かゆみ:強いかゆみがあり、掻くことでさらに炎症が悪化する
  • 皮膚の乾燥:バリア機能の低下により、乾燥しやすい
  • 湿疹(赤み・かさぶた・ジュクジュク・ひび割れ)
  • リバウンド(症状の悪化と改善を繰り返す)

発生部位

  • 乳児期:顔・頭皮・肘や膝の外側
  • 幼児期~成人:首・肘や膝の内側・顔・手足

アトピー性皮膚炎の治療方法

アトピー性皮膚炎の治療は、症状をコントロールしながら長期的に管理することが重要です。

  1. 外用療法(塗り薬)
    • ステロイド外用薬(ロコイド・アンテベート・リンデロンなど):炎症を抑える。強さは症状に応じて使用
    • タクロリムス(プロトピック軟膏):免疫調整薬。ステロイドが使いにくい顔や首にも使用可。
    • デルゴシチニブ(コレクチム軟膏):炎症を抑える新しい治療薬
  2. 内服療法(飲み薬)
    • 抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬(かゆみを抑える)
  3. 保湿ケア
    • 保湿剤(ヘパリン類似物質・ワセリン・尿素軟膏)
    • 乾燥を防ぎ、皮膚のバリア機能を補助。
  4. 光線療法(紫外線治療)
    • ナローバンドUVB療法
    • 皮膚の免疫異常を抑える。

アトピー性皮膚炎の予防と生活習慣の改善

アトピー性皮膚炎の予防と生活習慣の改善は以下の通りです。

  • 保湿ケアを徹底(乾燥を防ぐ)
  • 刺激物を避ける(石鹸・衣類・化学繊維など)
  • ストレス管理(悪化因子を減らす)
  • 食生活の改善(抗炎症作用のある食事を摂取)
  • 睡眠をしっかりとる(肌の回復を助ける)

まとめ

アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能の異常と免疫の過剰反応が関与する慢性皮膚疾患です。症状のコントロールには、外用療法(塗り薬)、内服療法、保湿ケア、光線療法などを組み合わせた治療が必要です。 

当クリニックでは、最新の治療法を取り入れ、患者様に合わせた治療を提供しています。アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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