【美容皮膚科医が解説】いちご鼻の原因と正しい対処法|目黒駅前ルアクリニック

小鼻の毛穴が黒くポツポツ目立つ、いわゆるいちご鼻。
洗顔や毛穴パックなどのセルフケアを続けても改善せず、「美容皮膚科で相談したほうがいいのだろうか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
いちご鼻は、単なる汚れではなく、毛穴に詰まった角栓や皮脂、肌質の影響などが重なって起こる状態です。そのため、自己流のケアだけでは改善が難しいケースも少なくありません。
美容皮膚科では、肌状態や原因を医学的に確認したうえで、ケミカルピーリングをはじめとした治療を組み合わせ、毛穴の詰まりやざらつきにアプローチしていきます。また近年では、肌質改善を目的としたジュベルックなどの注入治療が検討されることもあり、毛穴や肌の状態に応じた選択が重要とされています。
目黒・目黒駅前にあるルアクリニックは、美容皮膚科に加えて皮膚科・内科・アレルギー科・呼吸器内科を併設しており、美容だけでなく皮膚の健康を踏まえた視点から治療を提案できる点が特徴です。
この記事では、
- いちご鼻の原因と起こる仕組み
- セルフケアで改善しにくい理由
- 美容皮膚科で行う治療の考え方(ケミカルピーリング・注入治療など)
- 目黒駅前ルアクリニックならではの特徴
について、美容医療が初めての方にもわかりやすく解説します。
目黒エリアでいちご鼻に悩み、美容皮膚科での相談を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
いちご鼻とは?|黒ずみ毛穴が目立つ理由

いちご鼻とは、鼻や小鼻の毛穴が黒くポツポツと目立って見える状態を指す、一般的な呼び方です。鏡を見るたびに気になりやすく、「清潔にしているのに改善しない」と悩む方も少なくありません。
この黒ずみは、単なる汚れではなく、毛穴の中で起こっている皮膚の仕組みが関係しています。
いちご鼻の見た目の特徴
いちご鼻には、次のような特徴があります。
- 鼻の毛穴が点状に黒く見える
- 触るとザラつきを感じる
- メイクが毛穴に入り込みやすい
これらは、毛穴に詰まった角栓(皮脂と古い角質が混ざったもの)が空気に触れて酸化し、黒く見えることで起こると考えられています。
そのため、洗顔で表面の汚れを落とすだけでは、見た目の改善につながりにくい場合があります。
黒ずみ=汚れではない理由
いちご鼻は、「洗っていないから汚れている」という状態ではありません。
皮膚は本来、外部刺激から守るために皮脂を分泌しており、この皮脂と角質が混ざることで角栓が形成されます。
特に鼻は皮脂分泌が多い部位のため、
- 毛穴が詰まりやすい
- 角栓が酸化しやすい
という特徴があります。
その結果、丁寧に洗顔をしていても黒ずみが目立つことがあり、無理なセルフケアを続けると、かえって毛穴周囲の皮膚に負担をかけてしまうこともあります。
美容皮膚科での視点が重要な理由
いちご鼻の改善を考える際には、原因を正しく見極め、肌状態に合った方法を選ぶことが大切です。
美容皮膚科では、毛穴の詰まりや角栓の状態を確認したうえで、肌への負担に配慮したケアや治療を検討します。
例えば、毛穴の詰まりやざらつきに対しては、
ケミカルピーリングが検討されることがあります。
毛穴ケアとして行われるケミカルピーリングについて詳しくはこちら
また、毛穴や肌質全体の改善を目的として、
ジュベルックなどの注入治療が選択肢になるケースもあります。
肌質改善を目的とした注入治療(ジュベルックなど)についてはこちら
このように、美容皮膚科では状態に応じて複数の選択肢を比較しながら、無理のない方法を検討していきます。
いちご鼻の主な原因|角栓・皮脂・肌質の関係
いちご鼻は一つの原因だけで起こるわけではなく、角栓・皮脂分泌・肌質といった複数の要素が重なって目立つようになります。ここでは、美容皮膚科の視点から主な原因を整理します。
角栓ができる仕組み
角栓とは、皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴の中に詰まったものです。
本来、皮膚は一定の周期で生まれ変わります(ターンオーバー)が、このバランスが乱れると古い角質が毛穴に残りやすくなります。
そこに皮脂が加わることで角栓が形成され、さらに空気に触れることで酸化し、黒ずみとして目立つようになります。
この段階になると、洗顔だけで角栓を取り除くことは難しくなります。

皮脂分泌が多い鼻はトラブルが起こりやすい
鼻は顔の中でも特に皮脂腺が多い部位です。
皮脂は肌を守るために必要なものですが、分泌量が多い状態が続くと、角栓ができやすくなります。
また、
- 思春期
- ホルモンバランスの変化
- 生活習慣の乱れ
などの影響により、皮脂分泌が一時的に増えることもあります。
このような背景が重なることで、いちご鼻が目立ちやすくなると考えられています。
肌質やケア方法による影響
いちご鼻のなりやすさには、肌質の違いも関係します。
- 皮脂分泌が多い肌質
- 乾燥しやすく、角質が溜まりやすい肌質
どちらの場合でも、誤ったスキンケアを続けると毛穴トラブルにつながる可能性があります。
特に、強い洗顔や頻繁な角栓除去は、肌を守ろうとして皮脂分泌がさらに活発になることもあります。
そのため、いちご鼻の改善を目指す際は、肌状態を確認したうえで適切なケアや治療を選ぶことが重要です。
美容皮膚科で原因に応じたケアを検討する
美容皮膚科では、毛穴の詰まり方や皮脂量、肌質などを確認しながら、原因に応じたケアや治療の方向性を整理します。
いちご鼻と一口に言っても、
- 角栓が主な原因の場合
- 皮脂分泌の影響が大きい場合
- 肌質やターンオーバーの乱れが関係している場合
など状態はさまざまです。そのため、画一的な方法ではなく、肌の状態を見極めたうえで無理のない選択を行うことが、結果的に肌への負担を抑えることにつながります。
セルフケアで改善しにくい理由|NGケアと注意点

いちご鼻が気になり始めると、洗顔や毛穴パックなどのセルフケアを試す方が多いかもしれません。しかし、セルフケアを続けているのに改善しない、むしろ目立つようになったと感じるケースも少なくありません。
その背景には、いちご鼻特有の原因と、セルフケアの限界があります。
洗顔や毛穴パックで改善しにくい理由
洗顔は肌を清潔に保つために重要ですが、いちご鼻の原因である角栓は毛穴の奥に存在しているため、表面の汚れを落とすだけでは十分とは言えません。
また、毛穴パックなどで無理に角栓を引き抜くと、
- 毛穴周囲の皮膚に負担がかかる
- 毛穴が開きやすくなる
- 再び角栓が詰まりやすくなる
といった悪循環につながることもあります。
やりすぎケアが逆効果になることも
「しっかりケアしよう」と思うあまり、
- 1日に何度も洗顔する
- 強くこすって洗う
- ピーリング系アイテムを頻繁に使う
といったケアを続けると、肌は刺激から守ろうとして皮脂分泌を活発にします。
その結果、皮脂量が増え、角栓ができやすい状態になる可能性があります。
いちご鼻は、落としすぎても、触りすぎても悪化しやすい点が特徴です。
セルフケアの限界を見極めることが大切
セルフケアは、日常的な肌管理として重要な役割がありますが、
- 角栓が慢性的に詰まっている
- 黒ずみが長期間続いている
- ケアをしても変化を感じにくい
といった場合は、セルフケアだけで改善を目指すのが難しい状態と考えられます。
このようなケースでは、美容皮膚科で毛穴の状態を確認し、ケアや治療の方向性を整理することが一つの選択肢になります。
美容皮膚科ではカウンセリングから検討する
美容皮膚科では、毛穴の詰まり方や皮脂量、肌質などを確認したうえで、どのようなケアや治療が考えられるかを整理します。
いちご鼻は原因や状態に個人差が大きいため、「自分の肌にはどの方法が合っているのか」を知るためにも、まずはカウンセリングで相談することが大切です。
いちご鼻について医師に相談したい方は、カウンセリング予約はこちら
※治療を前提とせず、現状確認や相談から始められる点も、美容皮膚科を利用するメリットの一つです。
美容皮膚科で行ういちご鼻治療|治療の考え方と選択肢
いちご鼻の改善を考える際に大切なのは、「どの治療を受けるか」よりも、「自分のいちご鼻がどのタイプかを知ること」です。
美容皮膚科では、毛穴の状態や皮脂量、肌質を確認したうえで、治療の方向性を検討します。
いちご鼻は原因によって治療の考え方が異なる
いちご鼻と一口に言っても、状態は人によって異なります。
- 角栓の詰まりが主な原因の場合
- 皮脂分泌が多く、黒ずみが目立つ場合
- 肌のターンオーバーの乱れが影響している場合
このように原因が異なるため、一つの方法ですべての人に同じ対応をすることはできません。
美容皮膚科では、こうした違いを踏まえて治療の選択肢を整理していきます。
美容皮膚科での治療は「無理に取らない」ことが基本
いちご鼻の治療では、無理に角栓を押し出したり、刺激を与えたりする方法は基本的に行いません。
なぜなら、過度な刺激は毛穴や皮膚への負担となり、かえって毛穴トラブルを繰り返す原因になる可能性があるからです。
美容皮膚科では、
- 肌への負担に配慮する
- 肌の生まれ変わりを整える
- 毛穴トラブルを繰り返しにくい状態を目指す
といった考え方をもとに、治療を検討します。
カウンセリングで治療の方向性を整理する
美容皮膚科での治療は、カウンセリングから始まります。
いちご鼻の状態を確認し、生活習慣やスキンケアの状況も踏まえながら、「どのような方法が考えられるか」「どの程度のペースが無理ないか」を整理します。
目黒駅前ルアクリニックでは、美容皮膚科だけでなく皮膚科・内科・アレルギー科・呼吸器内科を併設しており、皮膚の状態を総合的に確認できる体制が整っています。
まずは相談から始めるという選択肢
いちご鼻の治療は、必ずしもすぐに施術を受ける必要はありません。
「今の肌状態を知りたい」「自分に合う方法があるか聞いてみたい」という段階でも、カウンセリングを通して方向性を確認することができます。
いちご鼻について医師に相談したい方は、カウンセリング予約はこちら
無理に治療を進めるのではなく、納得したうえで次のステップを考えられることも、美容皮膚科で相談するメリットの一つです。
目黒駅前ルアクリニックの特徴|他院との違い

いちご鼻の相談先として美容皮膚科を探す際、「どのクリニックを選べばいいのか」迷う方も多いかもしれません。
目黒駅前ルアクリニックは、美容皮膚科だけに特化したクリニックとは異なる強みを持っています。
美容皮膚科だけでなく皮膚科・内科を併設
目黒駅前ルアクリニックの大きな特徴は、美容皮膚科に加えて、皮膚科・内科・アレルギー科・呼吸器内科を併設している点です。
いちご鼻は美容上の悩みとして捉えられがちですが、
- 皮脂分泌
- 肌のターンオーバー
- 体調や生活習慣
など、皮膚や体の状態が影響しているケースもあります。
そのため、見た目だけに注目するのではなく、皮膚の状態を医学的な視点で確認しながら相談できる環境が整っている点は、大きな安心材料といえるでしょう。
美容医療が初めての方でも相談しやすい体制
「美容皮膚科は少しハードルが高い」と感じる方もいるかもしれません。
目黒駅前ルアクリニックでは、初めて美容医療を検討する方でも相談しやすいよう、カウンセリングを重視しています。
- 今の肌状態を確認したい
- 自分に合う方法があるか知りたい
- すぐに治療を受けるかはまだ迷っている
といった段階でも相談でき、無理に治療を勧められることなく方向性を整理できる点が特徴です。
目黒駅から通いやすい立地
目黒駅前ルアクリニックは、目黒駅からアクセスしやすい立地にあります。
通院が必要になる場合でも、
- 仕事帰り
- 買い物のついで
- 定期的な通院
といった日常の動線に組み込みやすく、継続して相談しやすい環境が整っています。
「目黒・目黒駅周辺」で美容皮膚科を探している方にとって、通いやすさは重要な判断材料の一つです。
まずはカウンセリングから相談できる
いちご鼻の治療は、人によって適した方法やペースが異なります。
そのため、目黒駅前ルアクリニックでは、まずはカウンセリングで肌状態を確認し、方向性を整理することを大切にしています。
「治療を受けるかどうかは相談してから決めたい」という方でも、安心して一歩を踏み出せる体制が整っています。
目黒駅前ルアクリニックの診療内容や特徴についてはこちら
治療を受ける前に知っておきたい注意点|ダウンタイム・経過の考え方

いちご鼻の治療を検討する際には、「どんな治療を受けるか」だけでなく、事前に知っておくべき注意点を理解しておくことも大切です。
ここでは、美容皮膚科で相談する前に押さえておきたいポイントを整理します。
ダウンタイムや肌反応には個人差がある
美容皮膚科で行うケアや治療では、施術内容や肌質によって、赤みやひりつきなどの反応が出る場合があります。
ただし、その程度や持続期間には個人差があり、すべての方に同じ経過が起こるわけではありません。
そのため、
- 仕事や予定への影響
- 肌が落ち着くまでの過ごし方
についても、事前に確認しておくことが重要です。
一度での変化を期待しすぎないことも大切
いちご鼻は、長期間かけて形成されてきた毛穴の状態であることが多く、
一度のケアや治療で大きな変化を感じにくいケースもあります。
美容皮膚科では、
- 肌状態を見ながら段階的に進める
- 無理のないペースを重視する
といった考え方が基本となります。
短期間での変化を求めすぎず、肌への負担を抑えながら整えていく視点が大切です。
治療中・治療後のスキンケアや生活習慣も重要
いちご鼻の改善を目指すうえでは、治療だけでなく、日常のスキンケアや生活習慣も影響します。
- 洗顔や保湿を丁寧に行う
- 紫外線対策を意識する
- 肌を強く触りすぎない
といった基本的なケアを続けることが、肌状態を安定させるために重要です。
いちご鼻治療で「やってはいけない自己判断」
いちご鼻が気になるあまり、
- 市販の角栓除去アイテムを頻繁に使う
- 黒ずみが気になって強く押し出す
- SNSや口コミだけを参考にケアを続ける
といった自己判断のケアを繰り返してしまうケースも少なくありません。
しかし、毛穴や皮膚はとてもデリケートなため、誤った方法を続けることで、毛穴が目立ちやすくなったり、肌トラブルを繰り返したりする原因になることがあります。
いちご鼻は、見た目が似ていても原因や状態が異なるため、「他の人に合った方法=自分にも合う方法」とは限りません。
そのため、自己流で対処を続けることには注意が必要です。
よくある質問(FAQ)|いちご鼻と美容皮膚科

いちご鼻は自然に治ることはありますか?
いちご鼻は、成長や生活習慣の変化によって一時的に目立たなくなることはありますが、
角栓や皮脂分泌の影響が続く場合、自然に改善しにくいケースも多いと考えられています。
特に、長期間黒ずみが続いている場合は、セルフケアだけでの改善が難しいこともあります。
洗顔を変えればいちご鼻は改善しますか?
洗顔は肌を清潔に保つうえで重要ですが、洗顔だけでいちご鼻が改善するとは限りません。
角栓は毛穴の奥に詰まっているため、洗顔で表面の汚れを落とすだけでは限界があります。
洗いすぎや強い摩擦は、かえって肌への負担となるため注意が必要です。
いちご鼻と開き毛穴は同じものですか?
いちご鼻と開き毛穴は、見た目が似ていても原因が異なる場合があります。
- いちご鼻:角栓や皮脂の酸化による黒ずみが主な要因
- 開き毛穴:皮脂分泌や肌のハリ低下などが影響
原因が異なるため、対処の考え方も変わってきます。
美容皮膚科ではどのような流れで対応しますか?
美容皮膚科では、まず毛穴の状態や肌質を確認し、
いちご鼻の原因や現在の肌状態を整理したうえで、対応の方向性を検討します。
状態によっては、治療を急がず、スキンケアの見直しや経過観察を提案することもあります。
いちご鼻の相談は男性でも可能ですか?
はい、いちご鼻の悩みは性別を問わず多く見られます。
皮脂分泌が多い傾向にある方ほど、毛穴トラブルが起こりやすいこともあります。
目黒駅前ルアクリニックでは、性別を問わず相談しやすい環境が整っています。
目黒・目黒駅周辺で美容皮膚科を選ぶ際のポイントは?
いちご鼻で美容皮膚科を検討する際は、
- 肌状態を丁寧に確認してもらえるか
- 美容だけでなく皮膚の視点があるか
- 通いやすい立地か
といった点を基準に選ぶことが一つの目安になります。
いちご鼻は必ず治療を受けなければいけませんか?
いちご鼻は必ず治療が必要な状態ではありません。
見た目や肌状態についてどう感じているかによって、選択肢は変わります。
無理に治療を進めるのではなく、情報を整理したうえで判断することが大切です。
いちご鼻について相談や確認をしたい方は、カウンセリング予約はこちら